和傘の天井
写真は『蛇の目傘』です。
先端に、『合羽』を付けます。
青色と紺色のサイズの違う四角い『和紙』を絞り込みながら糸で縛り付けます。
この和紙は、『羽二重紙』で、和紙に絹生地を貼ってある紙です。防水効果があるのです。
傘を開閉することにより一番動く場所ですので、雨漏りがしないように強い紙でなければならないのです。
『和紙』『竹』『木』『漆』『柿渋』『澱粉糊』『えごま油』『木綿糸』等々、和傘に使われている材料は、自然から得た知恵の結晶です。
by mushikura
| 2009-12-22 23:10
| 和傘伝
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